製鉄の歴史

製鉄にまつわる様々な歴史、たたら製鉄の仕組みについて

◆製鉄の歴史

◆大砲や戦闘機が必要となったことから生産量が増大し製鉄の技術力も飛躍的に進歩した

 製鉄の歴史を見ていくと、ヒッタイト帝国のように武器を作ったりする為に技術力が高まっていったように感じちゃうな。
 戦争とかの為に製鉄技術が必要だったってことなのかなぁ?

 うむ、確かに製鉄の歴史を紐解いて学習していくと、製鉄技術の革新が起きるときには必ずその背景に戦争が隠れているものじゃ。
 ヒッタイト帝国が繁栄した背景には銅と錫(スズ)の合金である青銅器が主流だった時代に、より強く強度の高い鉄器を扱っていたことがヒッタイト帝国の拡大に繋がったことは間違い無いじゃろう。
 またこれはヨーロッパに限る話ではなく我が国日本においても明治維新や第1次世界大戦時に多くの大砲や戦闘機が必要となったことから生産量が増大し製鉄の技術力も飛躍的に進歩したという歴史がある。

 戦争は絶対に良くないって思う。でも、製鉄の歴史にはどうしても武器としての鉄の重要性があったことは事実として覚えておかないといけないんだね。